ryuchell 高校時代「私は男の人が好き」と母にカミングアウト 反応にショック
タレント・ryuchell(りゅうちぇる)が10日、YouTubeに「『性』に悩んだ学生時代」と題した動画を投稿。高校時代に「私は男性が好き」と母親にカミングアウトしていたことを涙ながらに明かした。
ryuchellは16年の大みそかにモデルのpeco(ぺこ)と結婚したが、昨年8月に離婚していたことを発表。4歳の長男はpecoが引き取って育てている。pecoとの交際について「女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした」と離婚発表時に告白していた。
今回の動画では、「まさか女性を好きになるとは思わなかった」と告白。小中時代からからかわれてきたこと、「オカマ」と言われることもあったが、「自分がプリンセス」だと信じて「強く生きて」きたと話した。
高校時代には、母親に「『私は男性が好き』ってカミングアウトした」という。しかし、「育て方を間違えた」と言われ、「すごいショック」を受けたという。両親は離婚しており、「ほぼシングルで頑張って育ててきてくれた」母から、「自分の生まれ持ったセクシャリティのことで、(育て方を間違えた、と言われ)やっぱりすごく寂しくて悲しかった」と明かした。
とっさに母親から捨てられると思い、「ウソだよ。男の人が好き、って言ったけどウソだよ」と笑顔で訂正したという。
その後、母親から「沖縄はとても狭いから。海越えたらとっても広い世界がいっぱい待ってる」と言われたことを振り返りながら涙。カメラに向かい、「あなたが見ているのが世の中の全てではない。大丈夫」と語りかけていた。