ジャーナリストの田原総一朗氏が８８歳にしてＹｏｕＴｕｂｅを開始。第１回目の動画で「一次情報を持っている人に会いたい」と吐露。１０年前に税務署が事務所に入ったことなどを赤裸々に語った。

　田原氏は現在８８歳。２３年となり、１月３日に「田原総一朗チャンネル」を開設し、１１日までに４本の動画をすでにアップした。

　初回の動画ではＹｏｕＴｕｂｅでやりたいこととして「ぼくは好奇心が強いから、いろんな分野、政治経済、先端技術、医療…一次情報を持っている人に直接会いたい」と告白。「ぼくにプライベートはない」「あらゆる僕の生活は全部公表されていいと思っている」とも言い切り「現にこういう生活をしていると１０年近く前かな、税務署が田原事務所に２カ月入った。ぼくを脱税であげようとした」と突然告白。

　「でも公認会計士に入ってもらって何も出なかった。現に政治家からも一切金をもらってない」と胸を張り「金は欲が深いから受け取るんじゃない。金を受け取らないということは、喧嘩をするということ」とコメントした。

　動画では「言いたいことは３つ」といい「この国は言論表現の自由を認めてるからタブーはない、絶対戦争はさせない、野党を強くする」と宣言した。

　その後も「田原の衝撃事件簿」として「僕、田中角栄のカネ返しました」「中曽根元首相をハッキリ批判しすぎて…」などの動画を精力的にアップ。初回動画には「新しいチャレンジに勇気をいただきます」「バイタリティがすごすぎる」などのコメントが寄せられていた。