竹村次郎さん 死去 90歳「北の宿から」など編曲

 都はるみの大ヒット曲「北の宿から」の編曲で知られる、編曲家で作曲家の竹村次郎(たけむら・じろう)さんが9日午前2時25分、肺炎のため都内の病院で死去したことが11日、分かった。90歳。竹村さんが役員を務めていたサンミュージックが発表した。通夜は13日午後6時、葬儀・告別式は14日午前10時から東京都品川区の桐ケ谷斎場で営まれる。喪主は長男の高太郎(こうたろう)さん。

 竹村さんは大川栄策の「さざんかの宿」、青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」、加藤登紀子の「知床旅情」、森進一「流れのブルース」などの多くのヒット曲の編曲を担当。阪神タイガースのファンでもあり、朝日放送の道上洋三アナウンサーが歌う「阪神タイガースかぞえ唄」の作曲も手がけた。

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