加藤登紀子「戦争を止める思いを発信してほしい」巨大絵画の前で訴え

 巨大絵画「一九四六」の前で体験談を語る加藤登紀子
 巨大絵画「一九四六」の前で体験談を語る加藤登紀子
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 歌手・加藤登紀子(79)が11日、都内で行われた、中国人画家・王希奇氏の「一九四六」東京展(12~15日、北とぴあ)のセレモニーに出席した。敗戦を受け、中国東北部から引き揚げる日本人避難民を描いた縦3メートル、横20メートルの巨大絵画「一九四六」など、21点が展示されている。

 中国東北部で生まれ、1946年に家族で日本に引き揚げた経験を持つ加藤は「私もこの絵の中にいるという感じがします。実際の記憶はないけど、母たちがしっかり話してくれたことを思い描きながらここにいる」と話し、「世界中の人たちに戦争を止める思いを発信してほしい」と訴えた。

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