南海キャンディーズのしずちゃんと佐藤達（俳優）、片寄涼太と土屋太鳳、綾野剛と佐久間由衣、平岡祐太と一般女性、Ａｉｍｅｒと飛内将大（作曲家）、Ｃｒｅｅｐｙ　ＮｕｔｓのＲ－指定と江藤菜摘（タレント）など、年末年始に入籍した芸能人カップルは多い。その大半はコロナ禍のなか、メディアに知られることはなく、そっと愛を育んでのゴールインだ。

　「例年この時期に結婚発表があるのは、週刊誌が合併号休みになる影響が大きいと思います。また最近はパパラッチが熱愛を報じて発覚するよりも、芸能人自らがＳＮＳで発表するケースが圧倒的に多い。年末年始恒例のスポーツ紙の熱愛スクープも年々少なくなっていますね」（ワイドショーデスク）

　そんななかいささか驚いたのがサバンナ高橋茂雄（４６）の結婚だ。今田耕司や徳井義実、又吉直樹らと並ぶ吉本独身大物芸人のひとりだったが、昨年１２月１９日、「共通の趣味のサウナで出会った」というタレントの清水みさと（３０）と交際１年を経て結ばれた。いわく“サウナ婚”は、大きな話題となった。

　筆者は昨年１１月にプライベートで祈祷に行った三峯神社（埼玉）で、高橋にたまたま遭遇し、そこで本人に挨拶をしたのだが、心の片隅でちょっと気になっていた。関東最強といわれるパワースポットは都心から車で３時間強の秩父の山奥に鎮座。金曜の午後ゆえ参拝客で混雑はしておらず、同行するロケ隊もいなかったが、彼のかたわらにスラリとしたマスク姿の美女がいた。

　ひょっとしてあのときの女性がフィアンセなのかと思い、結婚発表後に吉本に確認すると、「中村さん、一緒にいたのはうちのマネージャーの〇〇です。吉本は女性マネージャーが多くて、間違われることが結構あるんですよ」と笑われてしまった。ゲスの勘ぐりというか、なんともお恥ずかしい限りである。

　さて、その後高橋はヨーロッパ新婚旅行で、妻と一緒にサウナを楽しんでいることを自身のＳＮＳで報告、仲睦まじいツーショット写真を投稿している。その笑顏を見てこちらも顔がほころんでしまうが、まさに、夫婦よきかな。そういえば、高橋が神社で願っていたご利益とはいったいなんだったのだろうか。振り返ってみて、「やっぱり縁結びでしょう」、ついそう思ってしまうのであった。