１１日にＴＢＳ系で放送された「水曜日のダウンタウン」では、水玉れっぷう隊のケンという、強烈新キャラが登場。次長課長の河本準一との関係にもネットは感激の声を上げた

　この日は「身代わり数珠つなぎカラオケ」を放送。都心から電車で約２時間の千葉県茂原市の特設カラオケボックスに閉じ込められたナダルが、電話で芸能人を呼び出し、来た芸能人が自分の点数より上ならば、カラオケボックスから脱出できるというもの。

　ナダルは８時間以上カラオケボックスに閉じ込められたが、「米倉涼子がいます」という誘い言葉に乗ったケンが登場。「吉本一の歌ウマ芸人」と言われるほどの実力者だが、米倉がいないことに立腹。ナダルは「帰っちゃいました」と苦しい弁明をし、なんとかケンをカラオケボックスの中に呼び込むことに成功。

　歌が好きなケンは、その流れでついに歌うことに。「ライオンの子」という歌を披露したところ、ナダルの８６点を大きく超える９３点で、今度はケンが閉じ込められることになってしまった。

　このケンについて、スタジオのケンドーコバヤシは「ケンさんって、ホント、壮絶な人生を歩んでる人ですから」と切り出し「長年乗ったビッグスクーターを売って生活費を稼ごうとして、買い取りセンター持っていった瞬間、『これは買い取れませんし、処分もお金を頂きます』と言われた瞬間に、バイクにのってそのまま走り去った。店員さんもあ然としていた」というエピソードを紹介。

　さらに「楽屋に食パン一斤持ってくる。それを後輩のカレー食べてるのを見ながら食べる」という人柄まで紹介。

　だが人望は厚いようで、ナダルは１０人以上に電話をかけても断られまくったが、ケンは交渉１人目の河本が「ケンさんがいらっしゃるなら」と東京からタクシー３万９３００円をかけて駆けつけた。

　河本は大阪帰りでそのまま駆けつけたが、異様な様子に「ホンマに困ってると思った。盛り上げなアカンとおもったから」とガックリ。それでも「ｈｏｍｅ」を熱唱し、ケンが必死に盛り上げ…というところで次週に続くとなった。

　ケンという強烈キャラクターと河本との絆にネットもビックリ。「ケンさん知らなかったけどいい人そうやし、河本も頑張って欲しい」「ケンさん、せめて満足するまでは飲み食いしてほしい」「まさかと思ったけど、水たまれっぷう隊ケンで週またぎ！」「河本すごいなぁ。困ってると思ったからって」「ケンちゃん人望あるんやなあ、みんな来てくれる」「タクシー代に４万かけられる河本さんもすごいし、そこまでしてでも後輩に来てもらえるケンさんの人望もすごい」など感激の声があがっていた。