ガーシー議員「3月上旬帰国する」国会初登院も予告 著名人脅迫疑いなどで関係先捜索
動画投稿サイトで複数の著名人を中傷、脅迫するなどしたとして、警視庁が11日、暴力行為法違反(常習的脅迫)や名誉毀損(きそん)、威力業務妨害などの疑いで、NHK党のガーシー参院議員(51、本名=東谷義和)の関係先を家宅捜索した。12日、捜査関係者への取材で分かった。捜索先は、ガーシー氏が動画投稿で得た広告収入を管理する都内の合同会社の前代表の男性宅や、現代表男性宅など数カ所。
警視庁から任意での事情聴取を求められている同氏は12日、滞在先のドバイからインスタグラムを配信し「3月上旬に帰国します。警視庁にも伝えました。国会にも出ようと思っています」と表明。顧問弁護士と公設秘書が同日、警視庁に出向き、事情聴取に応じる意向を伝えたことを明かした。
同党の立花孝志党首(55)は、国会内での会見で「ガーシーは帰国の腹を決めたのだろう。暴露を発言の免責特権がある国会で、実名でやっていく」と、ガーシー氏の国会初登院を予告した。