香坂みゆき 還暦記念で約30年ぶりにバンドとライブ「どこかに赤色をつけてきて」
往年の人気アイドル・香坂みゆき(59)が、4月8日に東京・目黒ブルースアレイでライブ「SWEET 60TH ANNIVERSARY LIVE」を行うことが14日、分かった。昨年迎えたデビュー45周年と、今年2月7日に迎える還暦を記念してのもので、単独ライブは5年ぶり、バンドとのライブは約30年ぶりとなる。
香坂は「歌手デビュー満45周年、そして還暦記念と銘打つ年頃になってしまいましたが、皆さん、なにとぞどこかに赤色をつけて遊びにきてください。思いっきり楽しい時間にしたいと思います。準備しっかりして臨みます」と意気込み。
セットリストについては「私の70年代80年代の懐かしい曲、去年配信した『かもめはかもめ』などなど、たくさんお届けしたい」と説明し、「リハーサルもまだこれから。もうやってみないとどうなるのかも分かりません!」と、久々のライブに向けての心境も打ち明けた。
香坂は3歳でモデルデビューし、12歳の時にフジテレビ「欽ちゃんのドンとやってみよう!」のマスコットガールとしてお茶の間の人気者となった。1977年、14歳で、アイドルとして「愛の芽生え」で歌手デビュー。「初恋宣言」や「ニュアンスしましょ」などのヒット曲があり、歌唱力とキュートな容姿で人気を博した。現在もテレビ東京「なないろ日和」のレギュラーMC、ラジオ日本「加藤裕介の横浜ポップJ」木曜パーソナリティーなどで活躍中だ。
45周年を迎えた昨年、ニューシングル「かもめはかもめ」の配信リリースや、オリジナルアルバム9作と名盤カバーアルバム「CANTOS」1~3の配信、YouTubeチャンネルでの「歌ってみた」など積極的な音楽活動を再開した。
14日にはBS朝日「人生、歌がある」(後7・00)に出演し、歌声を披露。60歳の誕生日にはアルバム「ヌーヴェルアドレッセ」(87年)と「ラ・ヴィ・ナチュレル」(88年)を配信開始する。