フジテレビの佐々木恭子アナウンサーが１５日、同局系「ワイドナショー」に出演し、育児についての夫に対する本音を語った。

　政府の「異次元の少子化対策」や東京都の子供への月５０００円の給付についての話題。元ＭＢＳのフリーアナウンサー・豊崎由里絵が「第２子も無償化なら、第３子も考えようかなって初めてなって、すごくうれしい」と思いを語った。

　２児の母でもある佐々木アナは「子育てしてて大変なのって、突発事態に非常に弱いんですよね、子供がいたりすると。きょう仕事に行かなきゃいけないのに、目の前で（子供が）熱が出て『どうしよう』みたいな」と具体例を挙げて説明。緊急の場合に子供をあずけることができるような公共機関が少ないと指摘した。「子育て世代そのものに支援してくださるのもありがたいですけど、子育て支援を支える人たちの給料を上げるとか、保育の場所が増えるとか、そっちのサポート体制があるともう少し、自分も働きながら次の子供を考えるとかできただろうなと思うことはあります」と実感たっぷりに語った。

　ＭＣの東野幸治は「働きながら子供を育てるって、やっぱりまだまだ厳しいですか？」とあらためて尋ねた。佐々木アナは「今、だいぶ環境は整ってると思いますけど、ほとんど歯ぎしりしながら生活してるような感じはありましたけどね」と歯を食いしばっていたと明かした。

　「ほんとに出血する感じ、歯ぐきが。ギリギリギリって」と次第にヒートアップ。東野が「ダンナが酔っぱらって帰ってくるとか？」と“歯ぐき出血状況”を質問。佐々木アナが「ダンナさんが『きょうごめん、遅くなる』っていうのが一番腹が立つんです」と返すと、東野、ロンドンブーツ１号２号・田村淳、独身の今田耕司やウエンツ瑛士も苦笑いするしかなかった。

　佐々木アナは「きょうの予定が、きょう決められるって何！？」、ここで豊崎アナも参戦し「思うた日に（飲みに）行ってるやん、そっちは」と爆発。男性陣は次第に無口になり、２人のやり取りをうつむいて聞くばかりだった。