三宅裕司 感謝語る 小倉久寛「大恩人」高橋幸宏さん死去にSETメンバーが思い
イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)やサディスティック・ミカ・バンドのメンバーとして世界的な名声を集めたドラマーでシンガー・ソングライターの高橋幸宏(たかはし・ゆきひろ)さんが11日午前5時59分、脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎により死去したことが15日、分かった。70歳。東京都出身。葬儀は家族葬として行われた。
高橋幸宏さんの訃報を受け、俳優・三宅裕司(71)が15日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「三宅裕司のサンデーヒットパラダイス」で悼んだ。
三宅は79年に劇団「スーパー・エキセントリック・シアター(SET)」を設立。83年、「幸宏さんが『高橋幸宏のオールナイトニッポン』にSETのメンバーを呼んでくれた。レギュラーにしてくれた」と説明した。同年のYMOのアルバム「サーヴィス」にもSETが参加。84年には高橋さんプロデュースでSETのファーストアルバム「ニッポノミクス」が発売された。
2019年に行われたSET創立40周年記念本公演のパンフレットには高橋さんが寄稿。三宅は「読んで泣いちゃった。今、読めないんです」と声を詰まらせた。SET旗揚げからメンバーの小倉久寛(68)もツイッターで「大恩人」とし、「三宅裕司と劇団が世間に知って頂けるようになりました 本当に本当にありがとうございました」と感謝した。