堂本光一“1日2SHOCK”「ぜひ両方楽しんで」異例の挑戦 昼本編&夜スピンオフ版

 2作同時上演について語る堂本光一(撮影・伊藤笙子)
 「Endless SHOCK」制作発表に出席した出演者(撮影・伊藤笙子)
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 KinKi Kids・堂本光一(44)が16日、主演ミュージカル「Endless SHOCK」(4月開幕。東京・帝国劇場)の制作発表会見に出席し、4、5月の公演で1日に2作品を上演することを発表した。昼公演で「-SHOCK」本編、夜公演ではスピンオフ版「Endless SHOCK-Eternal-」を上演する。“2作同日上演”というミュージカル界では異例の試みで、新たな挑戦を仕かける。

 昨年5月31日に通算1900回公演を達成したが、なおも進化を止めない。光一は、果敢な挑戦に力を込めた。「両方を2カ月間、やらせていただこうと思っております。昼に本編(「Endless SHOCK」)、夜にEternal。夜に1公演の場合は本編というふうになるかと思う。『こっちが見たい』というのをしっかり確認してチケットを取ってください」。

 「-Eternal」はコロナ禍の感染対策を講じた演出で、本編の3年後を描いたスピンオフ。2020年9月から上演されたが、非常事態で生まれたはずの作品は、いつしか「SHOCK」の世界観に欠かせないものとなっていた。「本編もEternalも見ていただいて完結するというところもあるので、ぜひ両方楽しんでほしいと思った」と光一。昨秋、自身の中で2作同時上演のプランがひらめき、実現の運びとなった。

 「ブロードウェーでも例がない」という取り組み。「スタッフが大変だし、キャストにとっても単純に2倍、大変な稽古になると思う」と覚悟を決め「信頼できるメンバーが集まってくれている。新しい形で幕が開くのが楽しみ」と期待を込めた。

 主人公・コウイチのライバル役は、昨年と同様、Sexy Zone・佐藤勝利(26)、Kis-My-Ft2・北山宏光(37)のWキャストとなる。「光一君に鍛え上げられたおかげか、2作同時上演と言われても普通に受け入れる自分がいた」と佐藤。北山も「同時にやるって聞いて震え上がっています」と決意をにじませた。公演前半を佐藤、後半を北山が担当する。

 今年の「-SHOCK」は帝劇での4、5月公演のみの予定。通算2000回公演は来年以降に達成の見込みとなるが、大きな挑戦は、作品の歴史に輝きを残すことになりそうだ。

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