王林、半年間の結晶「王林カレー」振る舞う 阪神・淡路大震災から28年
6434人が犠牲となった1995年の阪神・淡路大震災は17日、発生から28年となった。兵庫県内各地で追悼行事が開かれ、参加者は地震発生の午前5時46分に合わせて黙とうや祈りをささげた。神戸市長田区の大正筋商店街で行われた震災復興祈念フリーライブイベント「ONE HEART」には、タレントの王林(24)がゲスト出演。青森出身で2011年に東日本大震災を経験しており、被災地への思いを改めて強くしていた。
王林がイベントで振る舞った王林カレーは200食分に地元・青森産のりんご「王林」を約40個使用し、淡路島のタマネギと地鶏の3種類の具材で作り上げた。調理担当は神戸市内で飲食店「四季旬菜 あつ」を経営する平田敦彦さん。約半年間、試作を繰り返して完成した一品に「『王林』は甘味が強くて、最初は難しいかと思ったんですが、作ってみたらすごく食べやすくできました」と笑顔。今後は「王林カレー」をベースにしたレトルトの開発にも着手予定だという。