長澤まさみ 月10ドラマ「エルピス」がギャラクシー賞 「テレビメディアの辛辣な自己批判が秀逸」
関西テレビは20日、昨年10月期にフジテレビ系で放送した同局制作の月10ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」が、ギャラクシー賞(12月度月間賞)を受賞したと発表した。
長澤まさみ出演で、テレビ局のスタッフが過去事件のえん罪疑惑や権力に立ち向かおうとするが、さまざまな壁が立ちはだかるなど混乱が描かれた。
ギャラクシー賞の選評として「テレビ局で働く主人公たちが、ある事件の冤罪を巡って国家権力と闘う物語と思って見始めたが、国家権力に行き着く手前のメディアのなかにこそ闘うべき壁があることが描かれた。劇中で政界や権力組織への厳しい視点を随所に入れつつ、この物語が見せたのはなによりもテレビメディアによる辛辣な自己批判であることろが秀逸だった」としている。