投資騒動で事務所を退所するなどトラブルに見舞われていたＴＫＯの木本武宏が２３日、テレビ朝日系「グッド！モーニング」の直撃取材に応じ、自身の損失額や、騒動後の生活などを告白した。

　木本は２３日に会見を行い、騒動の経緯を説明することになっているが、会見の前日となる２２日に、「グッド！モーニング」の直撃取材に応じ、２３日にその模様が放送された。

　木本は「皆さんに謝罪と後悔の念を伝えているが、そんなことで済むことではない。自分を信じて下さった方の信頼を裏切ったことが自分の中では大きく、今でもある」と神妙な表情。

　騒動が発覚し、事務所を退所したが、その後の生活については「何もできずに２カ月が過ぎたが、生活しないとダメなので途中からはアルバイト。知人や知り合いを通じて手助けしてもらい収入を作る手段を与えてもらっていた」と説明。具体的には「建物のメンテナンス」「映像編集のお手伝い」などを上げ「正直、人目につかない働き方を紹介してもらった」と話した。

　木本自身の損失額については「正直、約２０００万円ぐらい」とも明かし、「家族が協力してくれて、節約しかない。目の前の事を一つ一つ乗り越えないと毎日が過ごせなかった」と支えてくれた家族にも感謝した。

　現在は投資は？という質問には苦笑いで「してません、今はもう、絶対」と語り、「投資が悪い、怖いものだと世間に少なからず印象づけてしまったことも、僕は大きな責任だと思っている」と話していた。