TKO木本武弘 復帰へ「もう一回がんばっていこかと」2月に木下と大阪でトークライブ

 昨年7月に高額投資トラブルが発覚したTKOの木本武宏(51)が23日、都内で会見を開き、騒動後初めて公の場に姿を見せた。会場の都合で人数制限がなされたが、約80人の報道陣が集結した。

 木本は黒のスーツ姿で登壇すると、すがすがしい表情で「記者会見をするのが遅くなってしまい申し訳ございません。関係者の皆様、巻き込んだ友人、大変申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 FXトレーダーのA、不動産トレーダーのBから現実的な返済計画が提示され、現在の被害額は3分の1の約1億5千万円になっているという。返済はこれからだというが、投資家を紹介した投資仲間への代理弁済のために「腕時計や洋服、家財、お金になるものは全部お金に換えました」と明かした。完済の予定は「早くて夏までに。期待して待っています」と話した。

 騒動から半年、「反省と後悔にさいなまれていました。申し訳ないという気持ちが土台にあって、状況が前進することでほっとする部分が出てきたり、食欲が戻ってきたり、会話がうまくいかない状況になっていたので相手の目を見て話せるようになってきた。精神的に大丈夫になってきたかなと毎日確認していた。普通の当たり前の日々を取り戻したいという気持ちでした」と話した。

 騒動後は、知人の会社で、建物のメンテナンスや映像の編集というアルバイトを行っていたが、「前に進まないと収入も戻らないし、(周りからも)応援させてよと言っていただけて、1月に会見ひらいて、もう一回がんばっていこかということにいたりました」と芸能界復帰も誓った。相方の木下とも、ネタ作りも始めており、トークライブを2月に大阪で実施する。「2人出そろってしゃべりたい」と話した。

 投資トラブルは、木本が平成ノブシコブシの吉村崇ら後輩芸人を投資に勧誘。FX投資と不動産投資で、2人の投資家に資金を預けたが、大きく損失を出し、一時雲隠れされる事態に。弁護士を立てて、返金を求めるなどしていた。

 木本は本報道を受け、7月末に所属していた松竹芸能を退社。8月に文書などで経緯説明したが、コロナ禍などを理由に会見はすぐには行えないとしていた。今月21日に文書で、昨年末ごろから解決方向へと進んだことから、「ようやく皆様の前でご説明できる時期になりました」とし、会見を開くことを発表していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス