大河「家康」松嶋・於大の方「妻や子うち捨てなされ」突然の冷徹発言にネットも震える
NHK大河ドラマ「どうする家康」は22日に第3話「三河平定戦」が放送され、松平元康(家康=松本潤)のもとに現れた母・於大の方に注目が集まった。
三河に入った元康は織田軍の勢いに押され、惨敗。織田側につく叔父・水野信元(寺島進)が訪れ、主君・今川氏真(溝端淳平)を裏切って信長(岡田准一)につくように促す。
水野の申し出を拒絶する元康の前に現れたのは、幼い頃に別れた母・於大の方(松嶋菜々子)。今川の領地・駿府に妻子を残している元康を「父上はかつて尾張におったそなたを見捨てました。主君たる者、家臣と国のためならば、己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ!」と一喝した。
家臣の石川数正(松重豊)、酒井忠次(大森南朋)からも織田につくことを懇願され、元康は苦渋の決断で今川を裏切る。駿府では三河衆の妻子らが処刑された。元康の妻・瀬名(有村架純)も窮地に立たされ、第4回「清須でどうする!」では氏真から側室になるよう迫られることになる。
回想シーンでは強引に寅年生まれにするなど、コミカルな味も出していた於大の方だったが、実際には現実的な考え方の人物として登場した。ネットでは「於大の方はこの時点で、城主として、また国主としての覚悟を元康に即しているのね。己が欲(わがまま)により、どれほどの犠牲を払わねばならないか、それを考えなさいと。これはのちのち効いてくる言葉よね。」「出た…戦国の母だコレ。」「於大の方自身が離縁された妻でしたからね…しかし元康には受け入れ難い…。」と納得するコメントが見られた。
一方で「松嶋於大の方は何の前触れもなく急に策略家キャラになったけどこれでいくの?」と“キャラ変”に衝撃を受けた声も。さらに「於大の方、えらく信長を崇敬た発言をしてるなと思ったら、、、。」と、松嶋がヒロインを演じた2002年の大河ドラマ「利家とまつ」で夫の俳優・反町隆史が織田信長を演じていたことをいじるコメントもあった。