窪塚洋介 18年ぶり邦画長編単独主演に感激 自虐述懐 転落事故から「地味~に復活」
俳優・窪塚洋介(43)が24日、都内で行われた、18年ぶりとなる邦画長編単独主演作「Sin Clock」(2月10日公開)の公開直前イベントに登壇し、窪塚ワールドを全開にした。
「本日は大寒波の中、こんなにもたくさんのマスコミの方に来ていただいて、トイレで少し泣きました」と心境を吐露。「18年ぶりということで、今まで何やってたんだろうなあって。仕事してたんですけどね」と苦笑しつつ、牧賢治監督から直々にオファーを受け、窪塚をあて書きしたという脚本に惚れ込み今作に挑んだと明かした。
作品は、どん底の人生を生きるタクシードライバーたちが一発逆転を狙う、予測不能の犯罪活劇。サラリーマンからドロップアウトしてタクシードライバーとなった主人公を演じた。
物語にちなみ、「どん底から這い上がった経験」を問われると「某マンションから某落っこちてしまって、その瞬間が一番絶望的だった」と2004年に自宅マンション9階から転落した事故に自ら触れた。「地味~に復活していって、わりと『復活!』とかじゃなかったので、その過程での感情だったり」と自虐気味に述懐した。
また、「想定外の偶然」をテーマにしたトークでは、俳優・モデルとして活躍する愛息の窪塚愛流(19)について言及。「まさにきょう、長男の愛流が出演する新作映画『少女は卒業しない』のイベントが夕方にある」とうれしそうに話し、「この間、親子で雑誌の表紙の撮影をしたけど、久々に話して、成長してんじゃんって」と父親の顔をのぞかせていた。