大沢たかお主演決定 伝説のコミック「沈黙の艦隊」が不可能といわれた実写映画化
俳優・大沢たかお(54)が25日、都内で開催された「Prime Video 新年発表会: Meet the Producers 2023」に出席し、実写映画『沈黙の艦隊』(9月29日公開)で主演することを発表された。プロデューサーも兼任する。
原作は、この日の発表会に大沢とともに出席した、かわぐちかいじ氏の同名人気漫画。その壮大すぎるスケール故に実写化は不可能と語られ続けてきた。
物語は、日本初の原子力潜水艦が日米共同で極秘裏に建造されたことから始まる。乗員は日本人でありながら米艦隊所属という数奇な宿命を背負った海江田四郎(大沢)。理想とする世界の実現に向けて大胆不敵なシナリオを描く。
大沢は「実写は不可能かなと思うほどのスケール。果たして実現できるのかって疑問から入った。皆さんの力がどんどん集結するなかで、もしかするとファンタジーではなく、実現するのではないかとなった」と振り返り、「ようやく形になって撮影が始まっている。映像を見て自分でもすごく信じられない」と自身の想像を遥かに超えていく作品となる確信に身震いした。
かわぐち氏は「絶対に実写化できないという自信があった。オファーを聞いて、なんと無謀だと。ある種チャレンジする爽快感がありました。今は早く出来上がった作品を見てみたい」とエールを送っていた。Prime Videoが日本の劇場版映画を製作するのは初の試み。