最強寒波が襲来 新名神、雪で車立ち往生 12時間以上続いた可能性も
日本列島は25日、この冬一番の寒気が流れ込み、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が降った。関西のJR在来線や新名神高速道路などで立ち往生が発生するなど交通機関に大きな影響が出た。
25日午前、新名神高速道路の四日市ジャンクション(JCT、三重県)-甲賀土山インターチェンジ(IC、滋賀県)間の上下線の複数箇所で、積雪による車の立ち往生が発生。三重県警によると、立ち往生は12時間以上続いた可能性がある。発生場所を含む区間は午前3時50分に通行止めとなり、この区間を抜ける前に動けなくなったとみられる。
新名神高速は雪のため、25日午前3時50分から四日市JCT-亀山西JCT間の上下線、亀山JCT-甲賀土山IC間の下り線で通行止めとなった。通行止めとなった区間は上下線で計約73キロ。
25日午後時点で、通行止め区間の全線で積雪があり、同社社員らが人力での除雪と、最寄りの出口まで車の誘導を進めた。