関西テレビの羽牟正一社長が２６日、大阪市内の同局で新春社長会見を開き、同局が制作するピン芸日本一決定戦「Ｒ－１グランプリ」について「大いに夢のある大会」と話した。

　羽牟社長は「お見送り芸人しんいちさんが１年間持ち歩いたあのトロフィーを目指した夢のある大会をお届けしたい」と企画を紹介。Ｒ－１に夢がないとネタにしたお笑いコンビ・ウエストランドを意識しての発言かと聞かれると、「そういうのが話題になったと聞いてましたのであえて『夢のある大会』と言わせていただきました。私は大いに夢のある大会だと思っています」と説明し、「今まで以上に注目される大会にしていかないといけないと思います。スタッフのみんなが頑張っているのでいい番組にしてくれると期待しています」と力を込めた。

　ウエストランドは昨年行われた漫才頂上決戦「Ｍ－１グランプリ２０２２」の決勝で、「Ｍ－１にはあってＲ－１にはないもの」は「夢」というあるなしクイズネタを披露した。