ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」は次回２９日に第４回「清洲でどうする！」が放送される。

　前回第３話のラストで、故郷・岡崎に戻るも織田方の攻勢に耐え切れそうにない松平元康（＝家康、松本潤）は、重臣たちの命がけの訴えにより、今川から織田に寝返った。

　略史では桶狭間後の混乱のうちに岡崎に入り織田方についたともされるが、今川方の駿府に瀬名（＝築山殿、有村架純）と息子竹千代（＝信康）、娘亀姫や、家臣の家族も人質として残されている中で、国を守るための苦渋の決断。第３話の最後には家臣妻子らが、瀬名の目の前で容赦なく処刑された。

　ネット上では、従来歴史作品でのイメージとは異なり、有村架純演じる瀬名が明朗に描かれていることに注目が集まっていたが、「瀬名さんが闇落ちしてもやむを得ないなぁ、辛い」「どんどん闇落ちしていくんだろうな」「エグい終わり方だったなぁ　これじゃ瀬名が闇落ちしちゃう」「ここからダーク瀬名様が始まるのか？」「瀬名はこれで家康を恨む感じになるのか」「今回の件で瀬名は家康に強い恨みを抱きそうだがそれが後の伏線になるのだろうか」と予想する投稿も集まっている。

　後に瀬名と竹千代を巡り、徳川最大の悲劇が起こったとされる。

　【次回、第４回「清須でどうする！】

　松平元康（松本潤）は信長（岡田准一）が待つ尾張・清須城へ向かった。幼き頃に織田に捕らえられていた元康は、信長から再会のあいさつ代わりに相撲の相手を命ぜられる。くせ者・木下藤吉郎（ムロツヨシ）や信長の妹・市（北川景子）を紹介される中、信長から盟約を結ぶ代わりに、驚くべき条件を提示される。一方、駿府に残された元康の妻・瀬名（有村架純）は、今川氏真（溝端淳平）から元康と離縁して、側室になれと迫られる。