３１日の衆院予算委員会では、２０１０年民主党政権時代の「子ども手当て」創設当時の国会議論で、丸川珠代参院議員の飛ばした「愚か者めが！」の野次を立憲民主党・長妻昭議員が問題視して、質問。岸田文雄首相が「議論は大事だったが、議論を行う際の態度発言等において節度をこえていたのではないか、こうしたご指摘には謙虚に受け止め、反省すべきは反省しなければならない」と述べた。

　長妻氏は当時は「自民党から採決の時も罵詈雑言」と批判があり、「参院採決の時には、自民党のある女性参院議員が、愚か者めが、このくだらん選択をした馬鹿者どもを絶対に許しません。こういう野次を飛ばして。いまだったら大変なことになったと思う」と述べ、反省を迫った。

　さらに「『愚か者めが』と書いたＴシャツを、自民党の公式グッズで１５００円で発売していた」とも指摘。議場からは「恥を知れ！」の野次が飛んだ。

　「恥を知りなさい！」は三原じゅん子議員の名セリフ。