日テレ藤井アナ 強盗闇バイト「人生終わる」厳しく訴え 百万報酬、人殺す程の人生危機「あるもんじゃない」

 日本テレビ・藤井貴彦アナウンサーが31日、キャスターを務める夕方ニュース番組「news every.」で、全国で相次ぐ広域強盗事件で実行役がネットで行われていた「闇バイト」募集に応募していた件で、警告メッセージを伝えた。

 高額報酬をうたっての募集に「日当100万円といった恐ろしい額のバイトなんて、そんな簡単にあるわけない。自分の行ったことの対価でお金をもらうわけですから、自分が100万円の仕事なんてなかなかできないって肝に銘じないとダメです」と訴えた。

 番組では強盗殺人の場合は、現場に行っていなくても、「死刑または無期懲役」の量刑が適用されることがあると解説された。

 藤井アナは「このテレビを見てらっしゃる方は、こんなことをするわけないと思ってらっしゃると思いますが、中には本当に人生のピンチを迎えていて、こういうバイトをしなければならないと思ってる人もいるかもしれない」と指摘した。

 そのうえで「人を殺したり人からお金を奪ったりするピンチって、そうあるもんじゃない」と強く訴え、「周りの人に相談して、相談したら助けてくれるって状況は必ずあるので、人をあやめたり、人のものを取ったりすることは絶対にしてはいけません」と述べた。

 「お伝えするのが私たちの役目だと思ってます」として、「強盗が人を死亡させた場合に問われる強盗致死や強盗殺人罪については、死刑または無期懲役。順調にきていた人生が終わるものだと思ってください。絶対に闇バイトに手を染めないでください。私たちが伝えたいメッセージです」と語りかけた。

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