トニセン14年ぶり全国ツアー 全力快幕 合計147歳!!イケオジ・トリオ躍動
元V6の坂本昌行(51)、長野博(50)、井ノ原快彦(46)によるユニット・20th Century(トニセン)が2日、東京・中野サンプラザで「20th Century Live tour 2023~僕たち20th Centuryです!~」の開幕を迎えた。2009年以来、14年ぶりの全国ツアー。竹内まりや作詞作曲の新曲「恋はこれから」や往年の名曲「Can do! Can go!」など、全23曲で魅了した。
「みんな、お元気ですか~!」。坂本はペンライトを見つめながら呼びかけた。卓越した歌唱力にキレキレのダンス。ジャニーズJr.を育てる「ジャニーズアイランド」社長もこなす井ノ原は「20th Century デス」でギター弾き語りも披露した。「翼の設計図」では、長野の「空を飛びたい」という願いをかなえる「ハイテクノロジーミュージカル」という名の“フライング演出”で、爆笑を誘った。
「Can-」ではジャニーズJr.を従えてパフォーマンスし、「HiHi Jets」「SpeciaL」などのユニットをはじめ昼公演20人、夜公演34人が参加した。坂本が井ノ原を「僕らも少年隊の背中を見て育ってきた」と後押しして実現。井ノ原は「体力使いますね」と苦笑しつつも「若いエキスを吸って、エネルギーもらってます」と目を細めた。最年少Jr.とは39歳差の坂本は「下手したら孫みたいな感じ?」と貫禄の自虐ジョーク。客席では元V6の三宅健(43)が見守った。
V6内ユニットとして97年から活動し、21年11月1日にV6が解散しても「やめる理由がなかった」(坂本)「自然な流れ」(長野)と存続を選択。現在プレーイングマネジャーとして奮闘する井ノ原に、坂本は「応援したい気持ちが100%あったら心配する気持ちも100。僕らができることは、トニセンに帰ってきた時に一息つける場所をしっかり守ること」と“ホーム”を強調していた。