宮台真司さん襲撃男 事件後にナイフ購入か
東京都八王子市の東京都立大南大沢キャンパスで昨年11月、教授の社会学者宮台真司さん(63)が襲われた事件で、容疑者とみられる死亡した無職の男(41)=相模原市=の自宅から未開封のナイフが見つかっていたことが2日、分かった。事件後に購入したとみられ警視庁捜査1課は再び事件を計画した可能性があるとみている。
男は事件後の昨年12月上旬、母親から3万円を受け取っており、インターネットで注文したもよう。男が死亡しているのが発見されたのは同17日で、その後、ナイフが届いた。自宅からは、おのと包丁が入った袋や、宮台さんが共著者の書籍1冊も押収された。