高井美紀アナと突然の別れ 同僚アナが「現実を受け止めきれていない。残念です」 生放送で涙こらえ追悼
大阪・MBS(毎日放送)の高井美紀アナウンサーが1月25日に亡くなったことが2日、公表された。3日に生放送された報道・情報番組「よんチャンTV」(月~金曜、後3・40)では、同僚アナが、明るく朗らかだったという高井さんを偲んだ。
冒頭、メインパーソナリティの河田直也アナ(48)が「きょうはまずテレビをご覧の皆様にご報告があります」とカメラに向かい、「もう一部で報じられております通り、私たちMBSアナウンサーの仲間、高井美紀アナウンサーが亡くなりました。とても残念です(一瞬沈黙)。えー、毎日放送で30年以上、第一線でずっと活躍されてきた高井さん。えー、私、入社した時からですね、ずっとお世話になりっぱなしで(声を震わせ)、本当にいろんなことを教えてもらいました。そして個人的には、プライベートでもとても仲良くしていただきまして。家が近所なんですよ。家族ぐるみでお付き合いもあって。本当に朗らかで明るくて前向きな人でした。テレビの画面、ラジオの声でも伝わっていると思いますが、とても素敵な人で、憧れの存在でした。…残念です。毎日放送の後輩一同はみんなお世話になってる…と思います」と涙をこらえ、笑顔をつくりながら語った。
高井さんが鼻歌を歌いながら出社していたことなど、明るい人柄も伝えた。
金曜レギュラーの上田悦子アナ(44)も「高井さんがこの場にいるだけでぱあっと明るくなりますし、私たち後輩のことは面倒見が良すぎるぐらい面倒見てくれましたし…、あげればキリがないぐらい大好きなところがいっぱいある先輩です」と話した。
冒頭から3分間にわたり、高井さんをしのび、最後に河田アナが「非常に残念ではありますし、この現実を正直、受け止めきれていないところもあるんですけれども、ただ、高井さんから多くのことを学びましたので、きょうもいつも通り、丁寧に生放送を続けていきたいと思います」とし、CMに入った。
河田アナは3日夜、ツイッターを更新。「高井さん、ありがとうございました。」と投稿した。