なにわ男子・西畑大吾 「ビビリ」なのに「呪怨」清水崇監督と“最恐”タッグ 役柄は天才脳科学者

 天才脳科学者を演じる西畑大吾(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会
 真剣な表情で撮影に臨む西畑大吾(左から2番目)(C)2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会
2枚

 アイドルグループ・なにわ男子の西畑大吾(26)が映画「忌怪島/きかいじま」(6月16日公開)で、ホラー映画初主演を果たすことが7日、分かった。監督は「呪怨」シリーズや「犬鳴村」、「樹海村」、「牛首村」などの「恐怖の村」シリーズで知られる清水崇氏(50)で、ホラー界の“鬼才”とのタッグで新境地に挑む。

 アイドルとしてのみならず、ドラマ、映画、舞台など俳優としても引っ張りだこの西畑に舞い込んだのは、本人にも意外なオファーだった。西畑は「僕自身がホラー映画とは真逆の人間だと思っていて。すごい怖がりですし、ビビリですし」と、ホラー作品の主演抜てきに、驚きを隠せなかった。

 今作は、南の島を舞台にVR(仮想現実)の世界を表現し、VR研究チームに次々と降りかかる不可解な死や、解き放たれた「赤い女」の怨念を描く恐怖のストーリー。西畑演じる天才脳科学者・片岡友彦が、閉ざされた島で謎を解き明かす。

 自身とは対照的な、非科学的なことを信じない役を「どうやって僕が友彦くんに歩み寄れるのかなっていうのを考えながら撮影する日々でした」と西畑。高速タイピングや難解な専門用語にも挑戦し、「めちゃくちゃ大変で、自分の試練として撮影に臨ませていただきました」と振り返った。

 清水監督とはテレビ番組で共演し、監督プロデュースのホラードッキリを受けたことがある。「『ちゃんとした映画に出してくださいよー(笑)』みたいなことを言ったんです。叶いました」と回顧し、ヒットメーカーとのタッグを喜んだ。

 撮影は2022年4~5月、奄美大島を中心に行われ、西畑は東京と往復するハードスケジュールで臨んだ。東京の仕事から島へ戻ってきても、演出の変更で出演が「手だけ」になってしまったシーンも。清水監督は西畑を「賢いですね、頭がいい」と絶賛し、「彼なら僕が描く役をすぐにできるなと分かったので、やりやすかったです」と手応えを語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス