横浜流星「全く新しい形。武蔵と小次郎の関係性に注目して」 主演舞台「巌流島」

 俳優・横浜流星が9日、東京・明治座で、10日から上演する主演舞台「巌流島」(東京公演は同所で22日まで)の公開げいこを共演の中村隼人らと行った。

 同舞台は、ともに剣の達人である宮本武蔵(横浜)と佐々木小次郎(中村)の宿命の対決を新解釈、新設定で描く。演出を映画監督・堤幸彦氏が手がけた。

 横浜と中村は昨年10月、実際に対決の場所となった山口県・巌流島に出向いて製作発表会を行うなど、400年以上の歴史を肌で感じながら役作りに臨んでいる。

 横浜が「全く新しい形の巌流島ができました。特に武蔵と小次郎の関係性に注目していただきたいです」と自信をみなぎらせると、中村も「いろんな大先輩たちが演じてきた役をどう演じようかと。でも、お話を聞いてみたら令和版・巌流島という新解釈。成果を初日から出せればいいなと思います」と意気込んだ。東京公演を皮切りに全国8カ所で上演する。

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