柿澤勇人 タクシー乗車中、運転手が「終わりにしようと」→激突道連れ寸前で制止 命救う
昨年放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源実朝役で注目を集めた柿澤勇人(35)が10日、フジテレビ「酒のツマミになる話」に出演。タクシー乗車中に起こった衝撃の出来事を明かした。
主演舞台のけいこ場に向かうタクシーでのこと。到着し、「突き当たりの所で降ります」と伝えると、運転手は「止まるどころか、アクセルをべた踏み」されたという。
とっさに「やめて!ストップ!」と叫び、ぎりぎりのところで急ブレーキをかけ、壁に激突することは直前で回避。運転手に「何やってんですか!」と言うと、「いや、もうこれで終わりにしようと思った」と打ち明けられた。午前中、客とトラブルがあり、最近の仕事もよくなかったことから、「終わりにしようと思った」という。
柿澤が「運転手さん、僕これから稽古があって。一応主演でやらしてもらってるけど、正直面白くなんないかもしれない。でも頑張んなきゃいけないし。人生、いいことばっかじゃないと思うんですよね」と慰めるように説得すると、運転手はオロオロと泣き始め、「すみませんでした、私が間違ってました」と謝ったという。
このコーナーのテーマが「地獄で閻魔様に何と言う?」だったことから、柿澤は「僕は1人の命を救った、って閻魔様に言います」と話していた。