お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之が１０日放送のフジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」に出演。昨年１２月にＭ－１グランプリで優勝してからの超多忙な生活を明かした。

　井口は「Ｍ－１終わった時からず～っと仕事」と生活が一変したと説明。番組へのハシゴに加えて、「今、リモートとかもあるから、移動中も関西の番組にリモートで出ている。タクシーで移動しながらラジオ出演とかなんで。音声悪いから『もし！もし！ウエストランドです！』ってタクシーで劇場ぐらい声出して」と、休む暇もないという。

　番組出演に加えて、番組の打ち合わせ、さらには殺到する取材への対応などで、「ほんと時間ないんで…家に帰っても、２時間、３時間寝なきゃって感じで。ご飯食べるのも…カップ麺とか食べてて。『何で余計、質素になってんだろう』と思って。外食する時間もないんで」と愚痴った。

　これに驚いたのが、２００３年のＭ－１王者のフットボールアワー。岩尾望が「優勝して、その終わりに深夜の生配信して、翌朝いろんな情報番組ハシゴしてネタやってとか…、そんなの一切なかった」と話すと、後藤輝基も「終わって打ち上げみたいなのあったもんな」と応じた。

　さらに岩尾が「次の日もチェックアウトまでホテルで寝てたもん。早朝から稼働なんかないもん」と言えば、後藤も「マネジャーの電話が鳴り止まない、そんなのないもん」と隔世の感を明かした。

　一方、井口は「今は優勝が決まる前から鳴り止まない」と、決勝の最終審査の途中ですでにマネジャーに電話殺到していたと説明。「『２票入ったってことは』っていうのと、みんな繋がらないの分かっているから、早めに。リアルに１日で１００件問い合わせが来るみたいな。３日間で１、２時間しか寝られないみたいな」と激変した人生を明かしていた。