信藤三雄さん死去 ミスチル、ユーミン、宇多田らCDジャケ多数手がけ 映画監督、書家の顔も
アートディレクター、映像ディレクター、フォトグラファー、書道家、演出家として活躍した信藤三雄さんが10日午後1時59分、胃がんのため亡くなった。享年75。所属事務所社長が公式ツイッター、Facebookなどで公表した。
信藤氏は松任谷由実、ピチカート・ファイヴ、Mr.Children、MISIA、宇多田ヒカルなどのレコードやCDジャケットを手がけ、その数約1000枚。
数多くのアーティストのプロモーションビデオも手掛け、桑田佳祐「東京」もその一つ。松任谷由美トリビュートコンサート(武道館)の演出も務めた。
98年「代官山物語」で初の映画監督に挑戦し、06年、「男はソレを我慢できない」も監督。「洋服の青山」のCMも手がけ、書家としても活躍するなど、多彩な才能を発揮した。
2014年には、ペットの殺処分をなくすための活動H-E-L-P全体のアートディレクション、映像ディレクションに携わった。