人気YouTuberが事業失敗報告2500万元手に靴磨き屋開店も2年半で多額赤字「このままじゃヤバイ」
「宅飲みグルメ」を紹介するYouTubeチャンネルで人気のおっくんがこのほど、自身のチャンネルで、事業失敗を報告した。
元々吉本興業所属のお笑い芸人だったおっくんは、自宅で簡単な料理をつくり、自身で食べ飲む姿を公開するチャンネルが登録者34万7000人の人気となっている。さらに登録者数10万人という靴磨きのチャンネルも運営している。
「靴磨き界隈では知名度が1番」という自信から、「靴磨きと革靴専門店を開こう」と決意。YouTubeでの収益1500万円と金融機関からの借り入れ1000万円にクラウンドファンディングによる70万円を元手に、2020年7月、東京・池袋で開店したという。
しかし、開店と同時に新型コロナウイルスの感染が拡大。消費者が外出もままならない状態では赤字がかさむばかりとなった。結局、黒字となったのは2年半で3カ月のみ。赤字が555万円となったときに、閉店を決意した。
閉店しても原状復帰に180万円かかることもあり、現在は貯金がほぼなく「このままじゃ、ヤバイ」という状態。それでも、多くの人と出逢うことができて、「お店をやったことはよかった」とおっくんは、充実した表情で振り返っていた。 インスタグラムでは、開店当初に東急ハンズで靴磨きのワークショップを開いたことなどを報告する書き込みをしている。