沢田研二「もっと上手にできているはずだった。伸び代がある」 毎日映画コンクール男優主演賞受賞
歌手の沢田研二(74)が14日、都内で行われた「第77回 毎日映画コンクール」の表彰式で男優主演賞を贈られ、ビデオメッセージを寄せた。
作家・水上勉氏のエッセイが原案の「土を喰らう十二ヵ月」に主演。水上氏とは80年代に京都の会席料理店「梁山泊」で2度ほど1席隔てて座ったことがあると明かし「振り返ってみると、縁があったのかなと、仕事の依頼があった時に思いました」と感慨深げに振り返った。
生前を知っていたからこそ「もっと上手にできているはずだった」と感じていると告白。「そう思えるだけ伸び代があると解釈すべきなのか。選んでいただいたのはとてもうれしいし、せんえつだし、恐れ多いし、ありがたく思っております」と結んだ。