リオのカーニバル開幕 コロナ乗り越え3年ぶりの通常開催 一般参加者の街頭パレード復活

 南米最大を誇るブラジル・リオデジャネイロのカーニバルが17日開幕した。新型コロナウイルスのパンデミックが宣言されてから初の通常開催で、昨年は中止されていたブロッコと呼ばれる一般参加者の街頭パレードも復活した。

 2021年は感染拡大防止のため約90年の歴史で初めて全面的な中止となり、22年はメイン会場でのサンバパレードのみの開催となった。今年は19~21日のサンバのトップチームによるパレードが目玉となる。

 17日には、リオのパエス市長がカーニバルの王様役の男性に、市を統治する権限を象徴する鍵を手渡す恒例行事が行われた。パエス氏は昨年までは「思うように祝えなかった」としたが、コロナワクチン普及などのおかげで「再び人生を祝えるようになった」と完全な形での開催を喜んだ。

 ブラジル政府は全国のカーニバルに訪れる内外からの観光客を約4600万人と見込んでいる。

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