鈴木亮平 俳優志望で制作会社50社に直談判の過去 相手にされず「けんもほろろ大東京恐るべし」
俳優の鈴木亮平が19日、フジテレビ「ボクらの時代」に出演。デビュー前に、俳優になるために、プロダクションや制作会社など約50社に直談判したことを明かした。
この日はエッセイストの阿川佐和子、俳優でモデルの宮沢氷魚とトーク。阿川からデビュー当時の苦労談を促された鈴木は、約50社を訪問して俳優志望であることを訴えたことを認めた上で、「もともとすごくやりたいと思ったら体が動いちゃう」と話した。
「恥ずかしさも迷いも?あります、あります。しかも、断られたら傷つくじゃないですか。だいたいは事務所なり制作会社の下に原付で直接行くんです。前もって電話すると断られちゃうんですけど、『いま下にいるんですけど』というと『えっ、じゃあ、ちょっと上に上がってきて』ということがたまにあるんです」と自分なりの方法論で臨んだことを明かした。
鈴木は「言葉をかけてくれるだけで優しい人なので。けんもほろろさ。大東京、恐るべし」と都会の厳しさを痛感したことを語った。その上で「こんな街でやってけないし、外見も良くないし、才能もないかもしれないしとという思いを必死で押さえつけて、いや、そんなわけない。こういう場でこういうエピソードを話しているはずだ」と見事にリベンジを果たしたことを語った。