元自衛官の芸人、やす子（２４）が２０日、日本テレビ系で放送された「しゃべくり００７」に出演。現在も即応予備自衛官として、茨城の駐屯地の部隊に所属していることを明かした。

　家庭環境が複雑なやす子。１８から２０歳まで自衛隊に入隊していたが、入隊した理由を「家がけっこう貧乏で、１８歳で出ていかないといけなくて。衣食住が揃ってる所じゃないと１０代で家を借りられなかった。山口県では、パチンコ屋さんと自衛隊の２択しかなかった」と告白。２０歳で除隊したが、「即応予備自衛官として、現在も茨城県の駐屯地の部隊に所属して」と明かし、驚かせた。

　即応予備自衛官について「働きながら予備自衛官をすることができるんです。月に１回ぐらい、訓練があったり、災害があった時に、身分が自衛官になって、ちゃんと出動する」と説明。

　現役ではないが、予備自衛官として続けている理由を「恩を返したい。月に１回、誰かのためになるならいいかな、って続けさせてもらった」と打ち明け、「（自衛隊は）人生の中で人に一番愛された、と実感する時期でした」と恩返しの気持ちを伝えていた。

　最近は特にツイッターやＹｏｕＴｕｂｅでの発信も人気で、昨年１１月にはプロ技メイクで大変身した姿が「ガッキーかと」「美少女」と反響を呼んでいた。