やす子、20年以上音信不通の父親と再会も「心の整理ついてない」家庭複雑「母とも疎遠」
タレント・やす子(24)が20日、日本テレビ系「しゃべくり007」に出演し、23年間会ったことのなかった実の父親と再会したことを明かした。
MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が「ブレイクしたことで奇跡的なことが起こった」という話題を出した。やす子は2歳のころに父親と別離したと説明。その後、音信不通だったという。しかし、芸人となってブレークし、テレビなどにも出るようになると、ある日、SNSに「生まれた時間、日にちなどを知っている人物からリプライが来た」という。この人物が父親であることが分かった。「再会することができてっていうのが、芸人になってよかったなっていうことです」とまじめに語った。
父親の記憶は一切なかった。「自分のお父さんはいないと思って生きてきたので、ビックリしました。すごく」と感慨深げだった。さらに番組は、父親からの手紙を紹介。本名「安井かのん」の「かのん」宛の手紙だった。「20年もの間会うことができず、父親として何もできなくて、いっぱい寂しい思いをさせてごめんなさい」と謝罪。もう一度、父と娘の親子関係を築きたいという希望が書かれていた。
やす子は「うちの家庭はけっこうバラバラなんですね。母親とも疎遠でした」と家庭環境を告白。「それをつなぎとめられたらいいなと思ってたので、それがまず、父親という部分がかなってよかった」と喜んだ。一方で「まだ心の整理はついてない」と複雑な思いも吐露した。
父親と再会したのは昨年。父親も元自衛官で、やす子と同じ水泳や柔道も行っていたことも分かった。「しゃべり方とか見た目とか、会ってなかったのに生き写しを見てるようで、血ってつながってるんだなぁって。自分を娘と思ってくれてる人がいるっていうのがうれしかったです」と語った。