16頭の子もうけた和歌山の“ビッグパパ”永明 最後の一般公開 22日夜に中国へ出発

 永明(上)との別れを惜しむ大勢のファン
 中国への返還を前に、観覧最終日を迎えた永明
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 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で21日、中国に返還されるジャイアントパンダ永明(雄、30歳)と、その双子の桜浜と桃浜(いずれも雌、8歳)を送り出すセレモニーが行われた。永明は同園で桜浜と桃浜を含む計16頭の子をもうけた。この日は最後の一般公開となり、大勢のファンが別れを惜しんだ。

 セレモニーでは3頭の成長記録などの映像が流されスタッフやファンが感謝を伝えた。

 3頭は22日夜、関西空港から中国へ向かう。永明はパンダの保全や繁殖研究のため、桜浜と桃浜はパートナー探しのため、いずれも四川省の「成都ジャイアントパンダ繁育研究基地」で暮らす。

 3頭がいなくなると、施設で飼育するパンダは雌の4頭のみに。担当者は「新しい雄を迎えられるよう、中国側と前向きに協議を進めている」と話した。

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