NHK「大奥」今秋にSeason2を放送へ 医療編以降を初の映像化
NHKは22日、ドラマ10「大奥」のSeason2を今年秋に放送すると発表した。現在放送中の「大奥」では、家光、綱吉、吉宗という女将軍の苛烈な人生が描かれているが、Season2では、吉宗の遺志を継いだ若き医師たちが赤面疱瘡撲滅に挑む医療編の他、10代家治から14代家茂、そして幕末までを描ききる。
現在放送中の「大奥」は大反響を呼んでおり、大政奉還まで描くとしていることから期待の声が上がっていた。だが今回だけでは全てを描ききれないことから、Season2として、吉宗没後の徳川家の将軍達と、その周辺の人間模様を描く。赤面疱瘡撲滅のために若き医師が立ち上がる医療編以降を映像化するのは初めてのことになる。
医療編の他、家斉と母・治済の恐怖の親子関係、家定と天璋院の愛と阿部正弘の忠心、そして家茂と和宮の絆など、徳川時代後半も目が離せない展開にりそうだ。
脚本は現在の「大奥」を手がける森下佳子が引き続き執筆。主要キャストは春から発表していくという。