笑福亭笑瓶さん急死に師匠・鶴瓶ショック「親友のようでした」「 先に逝くとは…」
タレントの笑福亭笑瓶(しょうふくてい・しょうへい、本名渡士洋=とし・ひろし)さんが22日午前、急性大動脈解離のため死去した。66歳。大阪府出身。通夜は26日、葬儀・告別式は27日に東京・築地本願寺で取り行われる。喪主は妻・智子さん。80年に落語家・笑福亭鶴瓶に入門後、総合的なエンターテイナーとしてテレビ、ラジオなど多ジャンルで親しまれてきた。
落語家の笑福亭鶴瓶(71)は22日夜、所属事務所ホームページを通じてコメントを発表し、弟子の笑瓶さんを追悼した。
青年時代から40年以上師弟関係を続け、良好な間柄を築いた2人。鶴瓶が無念の思いをつづった。鶴瓶は笑瓶さんとの関係値を「師弟関係を結んだのは僕が29歳で笑瓶が24歳。師弟関係というよりも、信頼のおける親友のようでした」と表現。「一番僕のそばにいて、全ての事に気のつく男ですごく彼がいて助かりました」と感謝した。
5歳年下だけに「僕より先に逝くとは思いませんでした」と悔やんだ。最後の様子を「すごくええ顔して旅立って行きました。最期に顔見れてよかったです」と明かし、まな弟子へ「お疲れ様でした」と語りかけた。
鶴瓶はコメントを発表したものの、会見など直接の取材対応はせず。関係者によると、ショックを受け、憔悴しきっている様子だという。