宝塚音楽学校第109期文化祭 河谷杏実さん「同期生一同、精進して参ります」
タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校の卒業公演となる「第109期生 文化祭」(24~26日)のリハーサルが23日、兵庫・宝塚バウホールで行われた。
第1部が日本舞踊と歌、第2部が演劇(A・B組)、第3部がダンスという構成。オペラや宝塚の名曲を披露した。昨年は中止された予科生のコーラスも2年ぶりに復活した。
脚本家・坂元裕二氏と女優・森口瑤子夫妻の長女、坂元南月さんも、同期とともに出演。娘役志望で、オープニングの日本舞踊では歌手の一人として、また宝塚メドレーでも美しい歌声を披露した。
2021年に入学した109期生は、コロナの影響で、昨年の文化祭には出演できなかった。それでも宝塚の舞台に必要な歌、ダンス、芝居など舞台に必要な芸事を研さん。河谷杏実さんが代表で「同期生一同、立派な舞台人になれるよう、精進して参ります。これからもご声援賜りますよう、よろしくお願いいたします」とあいさつした。
4月22日開幕の宝塚大劇場雪組公演「Lilacの夢路-ドロイゼン家の誇り-/ジュエル・ド・パリ!!-パリの宝石たち-」(~5月28日)で初舞台を踏む。