高橋惠子、35年ぶりの主演ホラーサスペンス上映に述懐「撮影から帰っても子どもが駆け寄ってこなかった」
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女優・高橋惠子(68)が25日、都内で行われた主演映画「『DOOR』デジタルリマスター版」初日舞台あいさつに、共演の堤大二郎(62)、夫の高橋伴明監督(73)らと登壇した。
1988年公開作品で、平凡な主婦がとある出来事を機にセールスマンに執拗に追われるホラーサスペンス。長年眠っていたネガが発見され、35年ぶりの再上映となった。
高橋は再び作品がよみがえり、「夢のよう。出演者もみなさん生きていて、時を越えて見ていただけるのはうれしい」とあいさつ。「当時は娘が4歳、息子が1歳でしたが、撮影から帰っても子どもたちは『ママー』と駆け寄ってこなかった。私に怖さや緊張感が残っていたんだと思う」と述懐した。
高橋演じる主婦のストーカーと化す男を怪演した堤は「まさか再上映されるなんて夢にも思わなかった」としみじみ感慨に浸っていた。