タレントの今田耕司が２５日、ＴＢＳ系「人生最高レストラン」に出演し、脱走するなど壮絶な高校時代について語った。

　実家の近くのうどん店を紹介した今田は、近所の駄菓子屋にロケット花火を打ち込むなど、かなりやんちゃだった子供時代について語った。中学時代には学校から「来ないで家で反省して」と停学を食らったこともある。そこで中学側から「全寮制のパンフレット」を見せられたという。

　中学側の勧めで進学した全寮制の高校について今田は「ガラガラ声の耳のつぶれた先生が雑巾持って『うぇー、集合ー』って」と日常の風景を描写。在学１０カ月で「１回、山を降りて脱走して。仲間と計画立てて」と脱走したことも明かした。

　脱走計画は校庭で話したとし「チクられたら終わりやから。お金とかも、夏休みで（実家に）戻る時にパンツの中に入れて。どうしても耐えられなかった時の電車賃を隠して」と「プリズン・ブレイク」のように入念に準備していたと語った。身体検査などもあったが「パンツは脱がされなかった」とし、自ら「刑務所やないか」とツッコんだ。

　脱走後は結局すぐに見つかり学校に戻されたが、親も呼ばれて退学するという話に。今田が「職員室で（ガラガラ声の）先生が『お母さん、ぼくは彼が学校を続けるというまで、今から殴ります』って」と語ると、ＭＣの極楽とんぼ・加藤浩次も「ありえない！ありえないですね」と目をむいた。今田は「３発目で『やります！』って」とすぐにギブアップしたと語り、笑わせた。

　今田は過去に、ダウンタウン・浜田雅功と同じ高校に入学していたことを明かしている。浜田も高校時代のスパルタエピソードは定番のトークとして、しばしば披露している。