笑福亭笑瓶さん通夜 森本毅郎ら「噂の」ファミリー悲痛「つらい」 清水国明号泣、深沢邦之も涙
22日に急性大動脈解離のため66歳で死去したタレント・笑福亭笑瓶(しょうふくてい・しょうへい、本名渡士洋=とし・ひろし)さんの通夜が26日、東京・築地本願寺で営まれた。喪主は妻の渡士智子さん。師匠の笑福亭鶴瓶(71)、爆笑問題、今田耕司(56)ら約400人が出席し、報道陣も約100人が集まった。笑瓶さんが32年間出演し、この日追悼番組が放送されたBS-TBS「噂の!東京マガジン」(日曜、後1・00)ファミリーも駆けつけた。
遺影はいつも通りの黄色のメガネをかけ、笑顔の笑瓶さんだったという。森本毅郎(83)はひつぎの中の笑瓶さんと対面し「とてもきれいな、寝てるような顔で、今にも起き上がりそうでした」と明かし、「追悼番組の撮影では実感できなかったんです。逝っちゃったんだなと現実を突きつけられました」と悲痛な表情で語った。
番組では笑瓶さんの席を空席にして撮影。小島奈津子(54)は涙声で、「楽屋に名札に笑瓶さんの名前がない。笑瓶さんの荷物がない。何げないことでいなくなっちゃったのかなぁと(実感した)。一番(清水)国明先輩が大泣きして」と吐露。深沢邦之(56)も「ようやったと言ってもらえるように頑張りたい」と涙した。
森本は「家族みたいなもん。先に逝っちゃってある意味裏切りもんですよ。つらいよね。悲しいし、悔しさもあるし、だけど受け止めざるをえない。笑瓶は先に逝ったけど、後から追いかけるから」と呼びかけた。
葬儀・告別式は27日に同地で執り行われる。