サザンオールスターズの桑田佳祐（６７）が２６日、東京体育館で行われた、冠ボウリング大会「ＫＵＷＡＴＡ　ＣＵＰ　２０２２→２３～みんなのボウリング大会～」の決勝大会に登場した。誕生日当日ということで、開会セレモニーに美女を従えて入場。「人格形成もできないままに、この年齢になりました」と会場を笑わせた。

　見せ場は、プロボウラー部門男女決勝の間に行われたエキシビションマッチ。桑田は日本テレビ系の情報番組「スッキリ」ＭＣの加藤浩次（５３）、元サッカー日本代表の槙野智章氏（３５）らと“連合軍”を結成。４年前と同じく姫路麗プロ、名和秋プロによる「最強女子プロボウラーズ」と対戦した。惜しくもストライクが取れない苦しい展開も、最終フレームの最終投で念願の初ストライク。会場は総立ちとなった。

　４年ぶりの開催で、ボウリングとしては前代未聞の規模の大会となった。特設レーンを設置した東京体育館に７０００人の観客を動員。渋谷ヒカリエに６００人を集めた前回大会の決勝から、１０倍以上の観客を集めた。

　６７歳の今も、ボウリングへの情熱は衰え知らず。レジェンド矢島純一プロ（７７）から還暦祝いにボールとシューズをプレゼントされたことをきっかけに、青年時代にプロを目指した情熱が再燃。エキシビションは２大会連続で敗れたが「ボウリングは楽しいですね」と笑顔で語った。

　最後は大会公式ソングの楽曲「レッツゴーボウリング」をファンの前で歌唱するなど、大会の旗振り役として大車輪の活躍。ボウリング界の発展、普及に貢献していた。