急逝の黒崎真音さん生涯最後のブログ更新は神田沙也加さん追悼「忘れないことが存在の証明」「彼女の見たかった景色を繋いでいきたい」
歌手の黒崎真音さんが2月16日に死去したことが28日、明らかになった。所属事務所が公式HPで発表した。通夜、告別式は近親者のみで行ったという。
同事務所は「弊社所属、黒崎真音が2月16日に持病の悪化に伴い急逝いたしました」と報告した。黒崎さんはソロでの活動のほか、2020年には神田沙也加さんとのユニット、ALICes(アリセス)でも活動。2021年に神田さんが急逝した直後、12月18日のブログで、神田さんへの思いを長文でつづった。
「忘れないで」というタイトルで「一日も忘れた日がない、という言葉がとてもしっくりくる そんな一年でした」と切り出し、「わたしは『お別れ』を意識させられるような行事には参加していません それは、こんなサヨナラは嫌だからです 彼女が最後にわたしに送ったLINEの言葉は『真音、哀しいよ』」と突然の別れに沈んだ気持ちを言葉にした。
さらに「彼女の存在がわたしの中でちっとも終わっていないんです それが良い事なのか、そうじゃないのか、わかりません でもわたしの視界を介して彼女の見たかった、見たかったんじゃないかなって思う景色をこれからも繋いでいきたい」と志半ばで天国に旅立った親友の遺志を継ぐ決意を語っていた。
最後に「忘れないことが存在の証明です これからも忘れない限り生き続けるものがあると信じています 最後の言葉は温かい言葉にしましょうね ずっとずっと『ありがとう』さや これを読んでくれた皆さんにも そこにいてくださって心から『ありがとう』と締めくくっている。
以降、黒崎さんは公式ブログを更新することはなかった。