堺正章が井上順がユーミンが森山良子が!ムッシュかまやつさん弔い唱 七回忌トリビュートコンサート
2017年3月に膵がんのため死去した、グループサウンズ「ザ・スパイダース」の元メンバーで、歌手のムッシュかまやつ(享年78)さんの七回忌トリビュートコンサートが1日、都内で開催された。ザ・スパイダース時代の盟友である堺正章(76)、井上順(76)らムッシュさんとゆかりが深いアーティスト10人が出演した。
堺と井上は2017年開催のムッシュさんのお別れ会以来6年ぶりにコラボ唱。堺は「かまやつさんはたくさん良い曲作ってますね」と偉大な功績を称賛し、井上は「スパイダースはかまやつさんありき。かまやつさんが今日を導いてくれた」と感謝。2人で顔をつきあわせ、ノリノリで「ヘイ・ボーイ」「フリフリ」を披露した。
ムッシュさん長男でミュージシャンのTAROかまやつ(53)がオープニングを飾り、生前の父の映像を背に「ゆっくりとゆっくりと」を披露した。スパイダースの大ヒット曲「なんとなく なんとなく」を堺&井上の3人で熱唱する場面もあり、井上は「親子二代で歌えるなんて!」と感激しきっていた。
ムッシュさんのいとこで歌手の森山良子(75)と長男の森山直太朗(46)ら親族、長年の親交がある松任谷由実(69)らも出演。アンコールではステージ上に出演者全員が並び、それぞれがムッシュさんへ笑いあり涙ありのメッセージを送り、2時間半の“弔い唱”を届けた。