牧野真莉愛 ほとばしる“ダル愛” 侍世界一へ「不可欠」かつての“女房役”にも言及
野球の世界一を決める「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」がいよいよ開幕します。デイリースポーツでは野球通アイドルとして知られるモーニング娘。’23・牧野真莉愛(22)を今大会を通じての応援大使として迎え、9日の中国戦(東京ドーム)で初戦を迎える侍ジャパンを応援していきます。大の日本ハムファンとして有名な牧野は、球団OBで米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(36)、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が名を連ねる侍ジャパンに大興奮。精神的支柱としてチームを束ねるダルビッシュ投手に、熱いエールを送りました。
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WBC、いよいよ始まりますね!私にとっては、ダルビッシュ有投手と大谷翔平投手が一緒のチームで戦うっていうことだけでも、夢のような出来事。アメリカに行かなければ見ることのできない2人が、日の丸を背負うなんて、もう楽しみすぎます!
宮崎合宿は見に行けなかったので、侍ジャパンの公式YouTubeチャンネルとかインスタグラムなどを見て情報収集していますが、やっぱり目立っていたのはダルビッシュ投手。ブルペンでダルビッシュ投手が投げると他の選手たちがずらーっと見に来たり。逆に佐々木朗希投手がピッチング練習をしているときにはダルビッシュ投手が撮影したり、アドバイスしたりお話したりする場面もありました。メンバーの皆さんと食事会を開いてチームの雰囲気を高めていたり、その存在感や影響力が際立っているなって思います。
4歳で日本ハムのファンになった私にとっても、ダルビッシュ選手はスーパースター。メジャーの一流のバッターたちと戦っているところを見ると、いつもカッコいいなぁって思う。
プレーがすごいのはもちろんですが、大好きなダルビッシュ投手の名言があります。
「土日の休みが消え、夏休みが消え、冬休みが消え、友達が遊んでいる時に練習していた。だからこそ今がある」
この言葉を聞いて、私もダンスや歌のお稽古を頑張らないといけないなって思ったり、大変なことも乗り越えられたのは、この言葉のおかげ。今でも仕事をやっているうえで支えになっています。あと、「練習は嘘をつく」っていう言葉も。練習をただ量だけこなしていればいいわけではないっていう意味で、とっても心に刺さります。
メジャーリーグ観戦が大好きになったのも、ダルビッシュ投手の影響です。「ダルビッシュ ミュージアム」に行ってMLBの道具などを見たりしたら、もっと応援したいなと思うようになって。メジャー中継を楽しみに見るようになって、いろんな選手も覚えて、野球の面白さの幅が広がりました。
日本が優勝するためには、侍ジャパンをプレーでも心でも引っ張るダルビッシュ投手の存在が不可欠。この大会では日本ハム時代にバッテリーを組んでいた鶴岡慎也さんがチームスタッフとして帯同していらっしゃっていて、とっても心強いんじゃないでしょうか。ブルペンであの黄金バッテリーが“復活”したのはファンとしても、とってもエモい!鶴岡さんに球を受けてもらって、ダルビッシュ投手もきっと、力を発揮してくれるんじゃないかと思います。
私の記憶にある最初のWBCは、2013年の大会。まだ「世界一」の経験がありません。野球ファンとして、歓喜を分かち合いたいです!