俳優の関口宏が５日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演。大谷翔平らＷＢＣに出場する日本人メジャーリーガーへの制約の多さについて言及した。

　番組のスポーツコーナーで３、４日に行われた日本代表「侍ジャパン」の中日との壮行試合について詳報。合宿初日から参加しているダルビッシュ有投手や、３日にチームに合流した大谷翔平投手や日系人のヌートバー外野手は出場できないことも紹介した。

　大会のルールでＭＬＢに所属する選手は、６日の阪神との強化試合から出場可能。この不可解なルールに、関口は「何なんですか？」と、ご意見番を務める野球解説者の上原浩治氏に水を向けると、「けがとかされると、チームとしてはすごい損失になりますから。けがをさせないということを大前提にしてのルールだと思います」とケガした際の補償が絡む問題と説明したうえで、「日本人の立場からしたらちょっとイライラしますよね」と関口に同調した。

　関口が「所属しているチームが条件出すわけですか？」とさらに質問。上原氏が、投手の場合は投げるイニング数が所属球団によって管理されていると説明。さらには所属球団の意向で大谷やヌートバー、吉田正尚外野手が侍ジャパンの強化合宿に参加できなかったことも紹介されると、「なんかねえ、うるさいねえ」と首をひねっていた。