侍JがWBC勝てば株高? 資産運用会社が過去4大会分析 投資家心理が上向く

 (右から)湯浅、宇田川ら仲間と共に東京ドームに降り立った大谷(撮影・吉澤敬太)
 練習前、ダルビッシュ(右)、佐々木朗(左)、栗山監督(下)らと笑顔で記念撮影に臨む大谷(撮影・吉澤敬太)
 ふざけて佐々木朗(右)の首を絞めるヌートバー(撮影・吉澤敬太)
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 8日に開幕したWBCで日本代表が勝ち進めば、日経平均株価が上昇する可能性が高い-。こんなリポートを資産運用会社の三井住友DSアセットマネジメントがまとめた。日本の活躍で投資家心理が上向くといい、過去の大会ではいずれも相場は活況に。世界一奪還への戦いに市場参加者も注目している。

 WBCの過去4大会で、日本が勝ち進んだ期間の平均株価の値動きを同社が分析。2006年の第1回大会では、日本の初戦開始直前の3月3日終値に比べ、日本の優勝直後の3月22日終値は832円上昇した。連覇した09年も同様に1054円値上がり。準決勝敗退となった13年と17年は、初戦直前から準決勝直前までに終値で954円、111円それぞれ上がった。

 東京市場の取引時間中に、米国で行われた09年の日本対韓国の決勝戦では、株価が試合展開に連動。接戦だった終盤まで値動きは小幅だったが、イチロー選手が決勝打を放つと上昇。金メダル授与の時間帯に当日の高値を付けた。「日本中が喜び、投資家心理に好影響を与えた」と宅森昭吉チーフエコノミストは分析する。

 大会が盛り上がれば野球用品や、試合観戦のできる飲食店の売り上げが伸びる期待から、関連銘柄が買われる傾向もみられる。宅森氏は、豪華選手がそろった今大会は今まで以上に注目されるとしている。

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